こんにちは、ユカタンです。
毎年初夏になると梅干し・梅シロップ・梅酒の3種類を仕込むことが、私の恒例行事になっています。
梅仕事シリーズの第3弾は、梅酒。
梅シロップと同じ作り方で、ホワイトリカーを足すだけ、というお手軽レシピ。
漬け始めて3ヶ月ほど経った頃から飲み始められますが、わたしのおすすめは1年寝かせた梅酒。
まろやかな風合いになり、仕込んだ年は次の年が楽しみで仕方ありません。
シリーズの過去記事も合わせてどうぞ↓
梅酒とは?魅力と楽しみ方
梅酒は、青梅と氷砂糖をホワイトリカー(焼酎)に漬け込み、梅のエキスをじっくり抽出してつくる和のリキュール。仕込みから3ヶ月ほどで飲み始められます。
そのままロックや水割りで、またお湯割りで体を温めるのも良し。
夏は炭酸割りも美味しいですよ!
クエン酸の力で疲労回復にもぴったり。
また、漬け始めてから1年寝かせると角が取れてまろやかに、3年寝かせると琥珀色の極上品に。
寝かせる楽しみがあるのも梅酒の魅力です。
用意するもの
材料(4Lの保存瓶1本分)
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:1kg
- ホワイトリカー(35度):1.8L(一升瓶1本)
梅は傷のない、ハリのある青梅を選んでください。
氷砂糖はゆっくり溶けるので、梅のエキスがじっくり引き出されます。
完熟梅でも出来ないことはありませんが、仕上がりが濁ったり、もったりした風味になり、私としてはあまりおすすめしません。
お酒は必ず35度以上のものを選んでください。(理由は後述の「酒税法のお話」で説明します)。
クセがなく梅の香りを引き立ててくれるホワイトリカーが定番です。
あると便利な道具リスト
- 4L程度のガラス保存瓶(広口・密閉タイプ)
- 竹串またはつまようじ(ヘタ取り用)
- 清潔な布巾(水気拭き取り用)
- キッチンペーパー
- 食品用アルコールスプレー
- 飲み頃に小分けする保存瓶(贈り物にも便利)
瓶は密閉できるガラス製がおすすめ。
広口タイプだと梅と氷砂糖を入れやすく、漬け込んだ後も取り出しやすいです。
長期保存するので、煮沸消毒できる耐熱タイプを選ぶと安心。
|
|
梅酒の作り方【シンプル6ステップ】
梅シロップとほとんど同じ作り方で、最後にホワイトリカーを注ぐだけ。
- 梅を洗う:たっぷりの水で梅をやさしく洗います。
- 水気を拭き取る:清潔な布巾で1粒ずつしっかり拭きます。水分が残っているとカビの原因に。
- ヘタを取る:竹串でヘタをくるりと外します。エグみを防ぐ大事な工程です。
- 瓶を消毒する:保存瓶を熱湯または食品用アルコールで消毒し、しっかり乾かします。
- 梅と氷砂糖を交互に入れる:瓶の底に梅→氷砂糖→梅→氷砂糖…と層になるように詰めます。
- ホワイトリカーを注ぐ:1.8L全量をゆっくり注ぎ入れ、フタをして冷暗所へ。これだけで仕込み完了!
梅シロップのように毎日揺する必要はありません。
たまに瓶を回して、氷砂糖が均等に溶けていく様子を眺めるのも梅酒づくりの楽しみですよ。
失敗しないコツ&ポイント
- 瓶と道具はしっかり消毒:アルコール消毒で雑菌をブロック。
- 梅の水気を完全に拭き取る:1粒ずつ丁寧に。これが一番大切!
- 必ず35度以上のお酒を使う:度数が低いと発酵やカビの原因に(酒税法上もNG)。
- 冷暗所で保管する:直射日光はNG。シンク下や床下収納がベスト。
- 梅は3ヶ月〜1年で取り出してもOK:長く入れすぎると渋みが出ることも。お好みのタイミングで。
飲み頃と保存方法
仕込みから3ヶ月でも飲めますが、半年・1年・2年と寝かせるごとに味わいが変化します。
- 3ヶ月:梅の香りがフレッシュで爽やか
- 半年〜1年:角が取れてまろやか(わたしのお気に入り)
- 2〜3年:琥珀色が深まり、コクと深みのある極上品に
密閉した瓶のまま冷暗所で保管すれば、何年でも熟成が進みます。
アルコール度数が高いので腐ることはほぼありませんが、取り出した梅の実は1年ほどで取り除くのがおすすめ。
そのまま食べてもジャムにしても美味しいですよ。
飲むときは小分けの瓶に移して冷蔵庫で冷やしておくと便利。
おすすめの飲み方
- ロック:氷を入れたグラスに注ぐだけ。梅本来の味を堪能
- 水割り・炭酸割り:1:2〜1:3で割って爽やかに
- ホット梅酒:お湯割りで体ぽかぽか、寒い夜に
- 梅サワー:氷+炭酸+レモンで居酒屋風に
- 料理に:煮魚やソースの隠し味として
- 取り出した梅の実:そのまま食べたり、ジャムや煮物に活用
知っておきたい「酒税法」のお話
家庭で梅酒を作るときは、酒税法のルールを守る必要があります。
難しく考えなくて大丈夫、ポイントは3つです。
- アルコール度数20度以上のお酒を使う:35度のホワイトリカーを使えば問題なし。
- 家庭で飲むためだけに作る:販売や営業目的での製造はNG。
- 米・米麹・ぶどうなどは漬けない:自家製の酒類製造とみなされるため。梅・梅と氷砂糖はOK。
つまり「35度以上のお酒で漬ける/自分たちで楽しむ/梅と氷砂糖だけ」を守れば、安心して梅酒づくりを楽しめます。詳しくは国税庁のサイトに解説があるので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ|梅仕事は暮らしを豊かにする
梅酒は、梅仕事の中でも一番手間が少なく、それでいて長く楽しめるレシピ。
仕込んでしまえばあとは時間がおいしくしてくれます。
3ヶ月後の楽しみ、1年後のお楽しみ、3年後のごほうび。
未来の自分への贈り物として、今年の初夏にぜひ仕込んでみてくださいね。
あわせてシリーズの梅仕事①ー梅干し、梅仕事②ー梅シロップもどうぞ。
3つ仕込めば、1年中わが家の食卓が梅の恵みでいっぱいになります。

コメント